'12特命青
リュウジが訓練中に熱暴走を起こした。
久しぶりのことだったし、何より、運悪くリュウジが回路の一部を損傷させてしまったために大型冷蔵庫への最短経路が潰されてしまって、俺はものすごく焦った。あと2本ルートがあるけどどれも凄く遠回りだ。 ああ、どうしよう・・・・!
グルグルと顔だけが回転して肝心の頭が回ってくれない。俺ロボットの筈なのに…
こんなことをしている間にもリュウジの体には大きな負担がかけられ続けている。
ドサッ、という音ともにモニター越しのリュウジが床に倒れた。
「ああっ、リュウジ!」
どうしようどうしようどうしようどうしよう 俺の頭まで熱暴走しかけたそのとき、左後方からの冷気を感知した。
振り向くとそこにはビニール袋に入った大量の氷。
もう、どうして なんて考えている余裕はなかった。とにかくその袋を引っ掴んで、リュウジのいるトレーニングルームへとダッシュした。そこへのルートが遮断されていなかったのは不幸中の幸いだった。
熱暴走の応急処置を終えて水浸しになったリュウジを近くの小会議室に運ぶと、そこにはタオルや着替え、淹れたてのコーヒー、冷えピタ、保冷剤など、今のリュウジに必要なもの全てが揃えられていた。 思わず顔が一回転する。
とりあえず寝かせようと思って、タオルを敷いたソファにリュウジをおいたとき、既視感を覚えた。 あれ、前にもこんなことあったような
でもゆっくり思いだしている暇はない。リュウジが目覚める前に回路の修繕にいかなくっちゃ…!
---
まさかのゴリサキ視点でした。
お久しぶりです、まてこです。リハビリ開始です。ジャンルはごちゃごちゃで、まともな夢かどうかもわかりません。
いつかサイト復活した時にもうちょっと肉付けして公開しようとしているものばかりです
固定ヒロインのシリーズものが多いと思います。 それでもよろしければ今後もよろしくお願いします。
pkmn 314×214
突然変異というものは生物が歴史を重ねていく上で避けては通れないものである。遺伝子という繊細で緻密なものを長年保っていくことはひどく困難なのだろう。
そして今、目の前で絶賛求愛中のコイツも、遺伝子にほんの少しの狂いが出てしまったために生まれた突然変異種なのだった。
「ちょっとイルミ、ヘラが嫌がってんじゃん」
「うっさいなあマスター。ヘレンはただ恥ずかしがりやなだけさ!」
奴の名はイルミ。No,314 ほたるポケモンのイルミ―ゼ(♂)だ。本来メスしかいないはずのイルミーゼになぜオスが?そんなのあたしの知ったことではない。大方神様の気まぐれだろう。 彼との出会いはかれこれ数ヶ月前。散歩の途中、求愛か排斥かは定かでないが、他のイルミーゼにもみくちゃにされていたところをモンスターボールで難なく捕獲した。 そのことがトラウマなのかイルミは大の女嫌いである。
そんなイルミのハートを鷲掴みにしたのが、No,214 1ぽんヅノポケモンのヘラクロス、ヘレンだ。この可愛らしい名前を彼女はあまり気に入っていないらしく"ヘラ"と呼んでくれと懇願されている。・・・イルミは気にしていないようだが。
本来100%メスであるイルミーゼの遺伝子を継いでいる上に、大の女嫌いである所為で、あたしはイルミがオスに走るのではないかと内心面白く心配に思っていたのだが、下手なオスより男らしく力強いヘレンに次第に惹かれていったようで、今では一緒にボールから出すと夜行性の癖に太陽の下でも元気に求愛している。恋の力ってすげえ。
しかし肝心なヘラの方はというと
「っ、触んな変態!!!!」
とまあ、こんなふうに全身全霊全力で拒否している。 どうやら今日の決まり手はきあいパンチのようだ。
「…ホントまあ、毎日よくやるよね」
隣でバルビ(バルビートだよ!単純過ぎてごめんよ!)が呆れたように呟いた。
---
あたしだけが楽しいポケ×ポケ(原型)を見守るマスター夢。・・・ゆめかコレ…?個人的にはこんな状況うっはうはなんで全然ドリームとして機能してますがね! ホワイトデー×バレインタインデーやったらどうなるんだろう、と思ったら丁度むしポケ同士だったんでやっちゃいました☆てへぺろ←
ていうか昨日うっかりshtをノークッションであげちゃったんですけど大丈夫ですかね。お米といでるときに気付きました。あとゴリサキの口調が全く分からないことには気付いてました。ごめんなさい
探偵 白馬探
この年、京極家に電撃が走った。
なんと、あの時代錯誤兄妹に恋人が出来たのだ。
片や鈴木財閥の御令嬢。
片や警視総監の息子且つ英国帰りの名探偵。
夢にも思わなかった事態に両親は浮足立つばかり。
「旅館は私たちに任せて!」
そう言う彼らの目には"玉の輿"という未来しか見えていなかった。
そんな京極のシンデレラストーリー
---
…が書きたい。
別の夢書きたくてwiki漁ってたら、京極妹の存在を発見してしまい一瞬でたぎりました。
ただのイモドリでもよかったのですが、やっぱりね、恋したいじゃん!ということでなんとなく白馬君に白羽の矢が立ったわけです。うん、なんとなくだよ。
名探偵はもっと書きたい夢があるのですがどれもこれもドマイナーすぎて笑けてきます。
和葉(♂)×平次(♀)とか映画に出てくる諸星くん(ベイカー街の亡霊)・ヒロキくん(左に同じ)・聡くん(天空の難破船)の高校生ver.夢とか哀ちゃんお相手男主夢とか、もう…救いようないでしょ?←