黒バス 日向
放課後、ゴミ捨てじゃんけんに負けた帰り。体育館の方から普段は聞こえるはずの無い黄色い声が聞こえてきて、危惧していたことがついに起きてしまったかとあたしは冷や汗をかいた。
( とうとう新入生が日向くんの魅力に気付いてしまったか…!? )
日向君はかっこいい。優しいし、明るいし、背も高いし、バスケ上手いし、眼鏡かけてるし、頼りにもなる。パーフェクトボーイだ。きっとあれだ、マネジ目的で体育館覗きに来た1年生が主将のあまりのかっこよさにクラスの女の子皆に言いふらしたらいつのまにか学年中に広がって気付いたら日向くんのファンクラブができてたとかそういう感じだ!そしてファンクラブの子たちが練習見に来ちゃったとかそういう感じだ!なんてこった…!!!
小学校入学する前から日向くんのことが大好きだったあたしは、両手に持っている赤と青のゴミ箱を手放して頭を抱えた。 奇跡的に約10年間ほとんど誰にもその魅力に気付かれなかった日向くんだったけど、そうか、気付かれてしまったか…!日向くんのモテ期が到来してしまったかー!!! あたしは焦りに焦りながら律儀にもゴミ箱を持ち直して体育館へと走って行った。
「日向くん、貞操は無事かい!?」
「 は?! 」
校庭から入る体育館入口はものの見事に女生徒で埋め尽くされていて、あたしは仕方なく舞台そでに入れる体育館裏口から戦場へ突入した。舞台中央に立って左右違う色のゴミ箱を持ちながら叫んだあたしの目に映ったのは、揉みくちゃになってあっちこっちにキスマークをつけられてる日向くんではなく、色紙を持ってこの舞台に向かって並んでいる女の子の姿だった。
「おい、何してんだお前…」
「日向くんいつからサインなんて書き始めたの!あたしも欲しい!」
「だアホ!誰がサインなんて書くか!」
「だってみんな色紙、」
「なんでそこで俺と色紙が結びつくんだよ!てか隣見ろ、となり!」
言われた通り隣を見てみると、驚いたような茶色い瞳と目が合った。やけに顔立ちが整っている。見つめ合っているのも気まずいので、にへらっと笑うと、彼も人懐っこい笑みを返してくれた。( いいひとだ…! ) その笑みに全力で気ごころを許してしまったあたしは、彼と同じように舞台のヘリに腰を落ち着けて話しかけてしまった。
「おにーさんかっこいいですね!」
「あ、どうもっス」
「てかブレザーって、他校の人ですよね?」
「はい!海常高校って知ってますか?」
「知ってますよ!バスケ強いところですよね。おにーさんもバスケするんですか?」
「しますよバスケ!あそこにいる黒子っちと同中だったんスよ」
イケメンおにーさんの視線につられてそっちに目をやると、最近知り合ったばかりの1年生くんが無表情でこっちを見ていた。 ・・・・ん?一年生くん…? ( まさか…! )
「…おにーさん、おいくつですか?」
「あ、今年高校入学したばっかの15歳っス!」
「ええええ!!!15歳?!ちょっと育ちすぎだよ!え、ちょっと立ってみて!Stand up!!!」
あたしのあまりの驚きっぷりと突然の立て宣言に(自称)15歳くんはちょっと戸惑いながらも、素直に応じてくれた。 あたしも立ちあがって並んでみると、予想より遥かに高い身長にあたしは再び大きな声で驚いてしまった。
「ホントに15歳なのデスカ!!?え、あの、2mぐらいあるんじゃないですか身長!」
「いや、流石に2mは無いですよ!あ、でも最近測ったら189cmになってました!まだまだ成長期っす!」
「まだ成長期・・・!」
にっ、と人好きのする笑顔を浮かべた(自称)15歳くんの言葉にあたしは打ちひしがれざるを得なかった。
ちび、というほどではないけれどその程度の身長しか持たないあたしにとって"成長期"は人生に3度しかないモテ期を全てふいにしてでも手に入れたいシロモノである。 なんてったってあたしの想い人はバスケットマンの日向くん。180cm近い彼と並んだらあたしなんて妹にしか見えない。ちょっと離れなきゃ視界に入ることもできない。
( うらやましい…! ) 軽くジト目で見ていると、何を思ったのか(自称)15歳くんは目をイタズラに輝かせながら 「肩車してあげましょうか!」 と提案してきた。
「えっ、…え?!」
「いや、なんか凄いものほしそうな目で見てたじゃないスか!」
「え、そんな卑しい顔してたかなあたし!」
「卑しいっていうか、可愛い顔してましたよ?なんか拗ねてる感じで」
「かっ・・・!?」
どうしよう顔が赤い。そしてなんかわからないけど周りからすごい鋭い視線を浴びているような気がするよ! あたふたしているあたしに(自称)15歳くんは 「さあ!」 とすごくいい笑顔を浮かべて肩車を促してくる。 そんなつもりで見ていたわけじゃないんだけど…、と思いながらも2m近い人に肩車してもらうという滅多にないチャンスに心くすぐられている自分がいる。 「じゃあ、お願いします!」 好奇心に従ってそう言おうとした瞬間、
「こんのアホ犬!いい加減にしろ!!!」
クラッチタイムな日向くんの声が体育館中に響いた。
「誰かれ構わず腹見せやがって」
「ここは早朝の公園か?犬の社交場か?」
「バスケットコートだろうが!」
「関係無い奴は出ていけよ。練習の邪魔だ。」
静かに吐き捨てられた言葉にあたしはおろか、周りにいた女生徒達までもが申し訳なさと恥ずかしさに目を伏せ、一人、二人と体育館を後にしていった。 突然訪れたなんとも言えない空気に(自称)15歳くんはおろおろしてしまっていて、この変な空気に 巻き込んでしまって申し訳ないなとまた反省。
彼の腕を軽く叩いて「ごめんね、」と言いながらあたしは舞台から飛び降りて選手たちの元へと向かった。
「日向くん、」
「・・・んだよ」
「練習の邪魔しちゃってごめんなさい。みんなも、ごめん…」
また迷惑かけちゃった、と心底反省しているとポン、と頭に手を置かれた。
「コガっち…、」
「あんま気にすんなって!今丁度プチミーティングっていうか、練習ストップしてたし!」
「大して時間経ってないしな」
「伊月くん、」
「・・・・」
「水戸部くん…」
「それに面白いものも見れたしねー…(ニヤニヤ)」
「リコちゃん…?」
次々と励ましてくれるみんなに感動していると、いつの間にか日向くんがあたしの目の前に立っていた。
「はぁー…お前に警戒心ってもんはないのか」
「なに?突然」
「どうやったら初対面の男に肩車されそうになるんだよ。そして受け入れそうになるんだよ」
「え、でも(自称)15歳くんは悪い人じゃないよ」
「(…なんだその呼び名)だアホ。それがアホ犬だっつってんの」
「(犬…。)だって、笑ったら笑い返してくれたし!」
「まず初対面の男にアホ丸出しで笑いかけるな」
「笑顔は人間関係を円滑にするんだもん! それに、」
「それに?」
「・・・・金髪見ると去年の日向くん思い出して、なんかそれだけで高感度アップっていうか…」
「…っは?!」
「日向くん的には黒歴史かもしれないけど、個人的には金髪ロン毛の日向くんもそれはそれでアリっていうか!染めてから切るまでの経過もいい思い出っていうか!どんな日向くんでもかっこいいし!こう、金髪の人見ると若さゆえの過ち感を感じる的な!なんか若いな〜って!可愛く思えてきちゃうっていうか!まあ言っちゃうとバスケットマンとか眼鏡とか歴史好きとか金髪とかなんかそういう日向くんを連想させるような要素を持っている人には悪い人はいないようなきがして!むしろ好感もっちゃったりして!ね!ああもう日向くん好き!!!」
「、」
「はい!」
「 帰 れ 」
愛の告白ガン無視?! そして日向くんの機嫌が更に急降下!ついでにさっきまであたしを励ましてくれていた彼らは何故か必死に笑いをこらえています ( なんで! )
「え、突然なんで!」
「カントク、今日のメニュー3倍でいいよな」
「(無視…!)」
「んー、海常と練習試合組んだし… そうね、OK!」
「えっ、マジで?!」
「あー調子乗ったー…」
「・・・・」
「(これは本格的に無視だ…)」
これは絶対金髪ロン毛の話をしたからだ…!なんでよ!いいじゃん金髪ロン毛!好きだよあたしはあの日向くんも!!! と、思っていたら頭の中を読まれたのか伊月くんがそれ以上言ってくれるなと目で懇願してきた。 メニュー3倍はあたしのせいか…ゴメンみんな。こんどアイスおごる。
「ってことだから、も黄瀬くんもお帰り下さーい。」
「ええっ!俺もっすか!」
「この時間から始めたら終わるのギリギリになっちゃうし?ごめんね君の相手している暇無くなっちゃったのー」
「(がーん)黒子っちー…」
「黄瀬くんの所為ですよ。自業自得です(ジト目)」
ああまたあたしのせいでキセくん?に迷惑をかけてしまった…。 再び落ち込み始めたあたしとキセくん?の背中をリコちゃんがぐいぐいと押していく。
「、あんた散々黄瀬くんに迷惑かけたんだから駅までちゃんと送っていってあげなさいよ」
「えっ、駅?! 歩いたら30分ぐらいかかるよ!」
「まじっすか有りがたいっす!ここら辺詳しくなくって来る時迷ったんスよー」
「ほら、黄瀬くんもそういってるし、ちゃんと送りなさいよ!」
「はっ、はい!」
リコの迫力に怯えながら承諾し、このあとの段取りを考えていると後ろから 「カントク!」 と少し焦ったような日向くんの声が飛んできた。 振り返るリコちゃんの顔がニヤけているように見えたのはあたしの見間違いだろう。
「…どうしたの日向くん?」
「いや、その、折角『キセキの世代』の一人が出向いてきたわけだし、練習試合前にちょっと相手して貰いたい、って・・・ 火神がしつっこく言ってくるんだよ」
「(俺?!)(いや、思ってたけど!)」
「ふーん、火神くんがね…。 じゃあメニュー3倍はどうする?明日に回す?」
「・・・ああ」
「(ニヤニヤ)わかったわ。 ・・・日向くん、」
「なんだよ、」
「 貸し一ね 」
「!」
あれ、これはあたし一人帰るパターンか?なんて様子を伺っていたら、あたしに背を向けているリコちゃん越しに日向くんが 「お前はとっとと帰れ」 と手でしっしっ!としてきた。あたしは犬か!いや、犬呼ばわりされてたけどね!認めてないからね!あいむほもさぴえんすだから! 思わずムッときて 「ヒドイ!日向くんの馬鹿!でも好き!」 と叫んだらそこにいた全員に可哀想な目で見られたのですがこれはどういうことでしょう!
とにかく走って舞台上によじ登り(パンツみえるわよーというリコちゃんの声は無視した)(明日が怖い)、転がっていたゴミ箱2つを手にとってあたしは体育館を後にしようとした。 ( あ、そうだ )
「日向くーん!明日日本史の教科書にサインかいてねー!!!」
「だアホ!誰が書くか!」
「あ、俺書きますよー!」
「え、ホント?!じゃあまた今度会った時によろしく!」
そして、ほんとのほんとに体育館から出ていった。
---
終われ。そして長え!!!
このあとプレイバック☆あのときの日向くんを書こうかと思ったのですがやめました。あたしは日向くんにデレて欲しいんじゃない!ひたすらにツンされたいんだよ!アホ犬扱いされたいんだよ!冷たい目を向けられたいんだよ! …こういうとあたしがただのどえむに見えるかもしれませんが、とりあえず前提には最終的にこれをひっくり返してひたすらそのアホ犬のことで悶々する日向くんが書きたいっていうのがあるのでね。ひたすら生殺させたいっていう欲望があるからね。うん。えすっけがないともいえないかもしれないけど、ただひたすらに生殺される男性が好きっていうだけの変態ですからね。うん。
妹が黒子の1〜3と5巻を買ってきまして、読んだらまあ、当然のごとく日向くんに滾ってしまってね。とりあえず2周してキャラ名ある程度覚えてからとある夢サーチに登録されている黒子取り扱いサイトを全て周り、再びキャラ像を把握して今度はwiki見て、またお気に入りの夢を読みなおして、順リコまで読み漁って、最終的に画像検索して出来たのがこの日向くんです。全力でキャラ像歪んでる気しかしません。 ただ愛はね、テンションはね、この長さを見ていただければ十分伝わると思います。ごめんなさい。
ちなみにこれは続きますし、これの前の話もあります。まだ書いていないですけど。忠犬パチ公シリーズです。当初考えていたよりも相当ヒロインがアホの子というか不憫というかアホ犬というかぱっぱらぱーです。誰にでも尻尾振って腹見せてうれしょんするぐらいのアホ犬です。
あ、そうだ。この夢ただ、@黄色い声援が日向くんに向けられているものだと勘違いするヒロインA日向くんにアホ犬呼ばわりされた挙句誰にでも腹見せていると言われるヒロインB金髪を見ると去年の日向くん思い出してときめいちゃうヒロインの3つが書きたかっただけなんですよ。…どうしてこうなった。
どうでもいいですが、夢読んでる時も書いてる時も火神くんの影には常にファイ・ブレインの逆門がちらついていました。長身赤毛ってだけなんですけど、若干逆門寄りのビジュアルで頭に浮かびます。ごめん火神くん。ついでに黒子っちはどうもエルやニアみたいなイメージになってしまいます。クール熱血。黒子っちまじで可愛いと思う。パチ公よりも先に黒子っちの夢考えてたんですけど、パチ公書いたらなんかけし飛びそうになしました。だってほんとこの子アホ犬。
上のあとがき書いてたら予想外に長くなってしまったのでこっちに続きました。先に1個上の夢とあとがきを読むといいと思います。 ジャンルは黒子のバスケで日向です。
2週読んでからサーチ巡るまでの間にお風呂に入ったのですが、そこであたしは何の根拠も疑問もなく日向くんは誰もがハマる王道キャラだと思っていました。いや、だって腹黒眼鏡だよ?主人校のキャラクターだよ?皆1回は書くでしょー。 そう思っていました。やっぱなんだかんだ言ってあたしも王道にハマるんじゃん!と喜んでいました。ついでに言うと笠松君も気になっていました。あの子今出てる中(1〜5巻)で一番イケメンでしょ!キュートだし男気ありそうだし!…そう、思ってました。
しかしふたを開けたら出てくるのはキセキの世代のみなさんばかり…!そして火神くん、次にチャリアカー引きの人(名前ド忘れ)、伊月先輩…!あと木吉という知らない人やまだ出ていない他校の人たち…。全40件ぐらいの中、日向先輩の名前を見かけたサイトは片手で足りるほどではなかったでしょうか…。なんでだよー!!!
勿論他のサイトの夢も2828しながら読ませていただきましたとも!火神には逆門の影が常にちらついていましたとも!でもね、数ある夢の中で、"お相手:日向"の文字を目にしたときのあの喜び?リアルでガッツポーズを作りかけたあの感動?うん、ずば抜けてたよね。
しかし!お陰で他のキャラに対する傾向と対策というか、こうすれば確かにアリだね!っていうのが見えてきてよかったです。黄瀬くんはワンコなんだとか緑間くんはアホの子なんだとか。あと原作の時からわかっていましたがコガっちと水戸部くんのコンビはマジで可愛さ最強だと思う。単体でも可愛いけど、コンビになるとコガっちがちょっと頑張る感じが可愛いと思う。うん、妄想。
あ、そうだ上に順リコも読んだって書きましたが、やっぱり夢じゃ物足りなかった←
もうちょっと、こう、日向くんの恋愛のあれこれが読みたかったのになんせ数が少ない…!質は最高でしたけどね!ごちそうさまでした! なんかもうこれ順リコでいいかな?って。リコちゃん可愛いし大好きだし日向くんといい感じになってもむしろもえるからいいんじゃね?って。まあ、当然もえましたけどね。順リコいいよ順リコ。公式でそうなったら困るけど(←)順リコサイトが増えるのはなんの問題も無い。むしろばっちこい。 …え、ってか公式じゃないよね?そのためにwiki見たといっても過言ではないのだけれど!過言ではないのだよ!深夜のテンションなのだよ!
あー、しかし日向くんかっこいいわ…。こういうアホの子ヒロインはたいていあたしの本音が混じりすぎて、乗りに乗っちゃうとセリフとシチュばっか浮かんできて文字に起こしきれなくなっちゃうって言うね。上の小説がいい例だよ…。今日お風呂入った時にもすでに2,3こ浮かんだよ。全部日向くんの出番が少ないよ。黄瀬くんと緑間くんとカラみすぎだよ。ほんとすぐ腹見せるんだあの子。 あー、日向くんかっこいいわ…。ほんと久しぶりにこんなにハマったかもしれない。バスケットマンってなんかズルいよね。他のスポーツ選手には無いもえがあるというか。基本身長高いし、ユニフォームゆるいし、脇見えるし、汗だくだし、手でかいし、激しいし。何て言うんだろう…フェロモン?いや、いやらしい感じはしないんだけど、なんか特に日向くんがバスケやってるってすごいもえ。ああ。日向くんかっこいいわ・・・・!!!!
pkmn レパルダスとゴチルゼル
「メアリ、スカウター!!!」
「オッケー! 貴様の戦闘力は・・・・ってなにやらせんのよ!しかも大して元ネタしらないし! っていうか何度も言うけどアタシの特性は"おみとおし"であって断じてスカウターではないから!持ち物の判別するだけだから!戦闘力とか測れた試しないから!」
「りょ、りょーかい…!」
「…ま、いいけど。 てかマスター、こいつ結構いいモン持ってるよ。」
「ほんと! さんきゅーメアリ! …じゃあ頼んだよ、アン!」
「はァ〜い」
はろー。わたくし不幸な星のもとに生まれた少女、です。
両親が妙な宗教に深入りした揚句、多額の借金背負ったままトンズラこきやがったおかげで毎日生きるか死ぬかの瀬戸際を全力疾走するというスリリングかつ退屈しない日々を送らせてもらってます☆ ファッキン!!!
もっと愚痴り説明したいことはたくさんあるんだけど、ちょっと先にこの戦闘終わらせちゃいましょう
「アン、ねこだまし! …からのどろぼう!」
「いつものパターンね」
「しょうがないじゃん! よし、逃げよう!」
「あいあいさー」
「りょーかーい」
今戦ってくれた彼女たちがあたしの相棒、ゴチルゼルのメアリとレパルダスのアンだ。
あたし達は毎日、こうして草むらを走り回っては襲ってきたポケモンの持ち物を奪って逃げるという情けない行為を繰り返している。 そうして溜まったきのみやアイテムたちをショップで売りながら地道に借金返済中。1個たった10円のきのみでも、塵も積もればなんとやらである。大和撫子である。「し」抜きで?…死ぬ気で!
本当ならばバイトを何個も掛け持ちしたいところだけど、あたしがバイトを始めると1週間もすれば借金取りさんたちで大繁盛しちゃうからそれはできない。 ポケモン勝負で稼ぐっていうのもあるけど、あたしは勝負センスが全くない上に回復やドーピングにかけるお金も無く、当然負けた時に払う賞金も無いのでこれもできない。 となると必然的に、こんな原始人みたいな自然派ライフを送るしかないわけで、
「うああ、もう夜か… どこで寝よう」
「マスター、あそこの木の上なんかどう?」
「あ、いいかも」
「とりポケたちに襲われないようにね」
「おっけー」
「落ちないでよ」
「木の上就寝何年目だと思ってんの!大丈夫だよ」
「…アタシいっつも思うわ、マスターもボールの中に入れないかって」
「アタシも思うわ。マスター、貧乏な癖にアタシたちのボールだけ奮発しちゃってね」
「え、なにこの唐突に湿っぽい空気!いいんだよ、2人には死ぬほどお世話になってるし!休まる場所ぐらいお金かけないと!」
「マスター…」
「いけない、視界が…」
「ほら、おやすみ。アン、メアリ」
お金をかけずに借金取りからも隠れられる寝床は限られているから、週の半分以上はこうやって木の上で夜を明かす。 初めは痛みとともに起床したら地面の上だったとか、ケンホロウにつつかれてただとかあったけど今ではそんなことも無くなって快適な睡眠をとれるようになった。
( このまま今のペースで借金返済していったら後130年くらいはかかりそうだな… )
比較的がっしりした枝の上でセルフ腕枕をしながら現状を把握すると、とてつもなく途方の無いことになっている事実に気付く。
( ・・・とりあえず明日は洞窟でジュエルと石探ししよう…! )
それでも前向きに考えられるのは、あの2人がいるからかな、なんて
---
唐突に終われ。
なにがしたいのか分からないポケモン友情ゆめです。2匹ともメスです。ヒロインは"2人"と表現していますが私の脳内ではもちろん原型のままです。まあ、擬人化しても支障はありませんが。
ゴメンネ狩りをしているときに奴がオボンのみを持っていると凄く悔しくなります。イッシュはなんで木の実栽培できないんですか!HGSSの操作性でBWやりたいです。非近代人間なのでCギアを全く使えません。安西先生、片手プレイがしたいです…。 でも自販機が至る所にあるのはいいと思います。ゴメンネシステムもいいと思います。マッギョがきもいです。
レパルダス美人ですよね!鳴き声もやらしくていいと思います。ゴチルゼルは最初う〜ん…だったんですけど、これ考えてるうちに好きになりました。公式ポケモンずかんのゴチルゼルかわいいです。髪、あんなんなんですね。
本文書いてる最中、手持ち全部ものひろいのが効率よくね?と思いましたが、なかったことにします。 でも、とくせい:ものひろいで、このチームに合いそうな子がいたら追加すると思います。
2人の名前ですが、お察しの通り有名な女海賊から頂きました。コナン大好きっ子です。
とうとつにBW2の話
ホミカちゃんかわいいよホミカちゃん
あとBW2の主人公が可愛すぎる。今までずっと男の子でプレイしてきたけど、BW2買ったら女の子にしてしまいそう。 だって公式発表の男子ーズはネタだろっていうね←
男主とライバルの頭がボンバーだし、ていうか科学者の前髪の飴細工具合に爆笑せざるを得なかった。新ジムリーダーもね、うん、股間に目が行きますただ方言はいいとおもうよ
ていうかベル!めがね!チェレン!めがね! なんかもうごちそうさまです。
BW2色々みてたらBWも見たくなって、某掲示板みてたら全力でカミツレさんとフウロさんにはまりました。基本おんなのこ大好きです← ていうかフウロがかわいすぎてやばい。あまりに大好きすぎる女キャラは性転換させてゆめにしちゃうのが俺流(笑)なのですが、フウロちゃんはだめだ。あれはおんなのこだからあんなにも可愛いのであって、男にしたら1ミリも可愛くなくなる。きょぬーは宝。むじゃきSっていいよね。屈強な男に囲まれたむじゃきSなきょぬーとかどうみてもストライクです。ただの女神です。 あの真面目が服着て歩いてるようなハヤト(イメージ)とひこうジムリーダー同士話しちゃったりして、無意識にハヤトおとしてるといいよ。 ・・・これだ!他のジムリーダーと絡んでホイホイ虜にしちゃうフウロを2828しながら見つめる夢主っていう構図の夢。誰か書いてください。
最近こういう、自分は恋愛しないけど他人の恋愛模様みて2828だとかイライラだとかして、なんだかんだ微妙に巻き込まれていくっていうスタンスの話ばっかり思いついてる気がする。下にあるバルビ×ヘラもそうだし、今生まれたフウロもそう。まだ書いてないけどベル(♂)×チェレン(♀)をトウヤとトウコと2828しながら見守る話もあるし、それに関してはBW2でより美味しいことになっててうはうはです、あとはBL…っていうかちょっと行きすぎた友情?愛情?な男二人をイライラ2828しながら見ていくっていうのもあるし、他のpkmnも考え付いたらやっちゃうし、ていうかpkmnに関してはあたしが擬人化苦手的なむしろ原型が好きすぎるから×人間に出来ないっていうのがあるのかな…。とにかく、そのキャラクターは好きだけど様々な理由により×自分が書けないときにこういうの考え付いちゃうんだよな…。 もうむしろこれ夢ではないよね。ただの名前変換小説だよね。
最近未来のGroom行き候補が多すぎて困る。 王道が書きたいのに何故か逸れに逸れまくってこんな所に行きついてしまう…。 なんであたしは悉く王道から外れるんだ!原因不明の病なんだけどまじで!
(妹が)黒バス8・9巻を買ったので、ショートショート…というかチラ裏めも。
黄瀬 帝光中時代
「こっ、これからも頑張ってください!応援してます!」
「ありがとう」
バッチリ営業スマイルを向けてやった彼女は、俺の記憶が正しければ確か同じ中学でしかも同じクラスだったはずだ。
でも覚えている限り、休み時間に俺の周りにいたことも、話したことも、熱い視線を向けられたこともない。 なのに今日こうして、わざわざ並んでまで握手して一言交わして嬉しそうな顔をする。
(変な奴…)
そんな俺の怪訝な視線にも気づかずに彼女は笑顔のまま俺に背を向け、列がまた一つ進む。
「デビュー当時からファンなんです!これからも頑張ってください!」
「ありがとう」
次の瞬間には彼女のことなんて微塵も頭に残っていなかった。
紫原
「紫原くん、しょーぶ!」
「またー? ま、いいけど」
「ふふふ、今回は自信あるよ!」
「そんなこと言ってもう4回も負けてんじゃん」
「1回勝ったもん!」
「そうだっけ ていうか早く出してよ」
「むう…焦らし甲斐ないなあ、紫原くん」
「・・・」
「ま、いっか。 じゃーん!ポテトチップス生姜焼きメープル味!」
「…む。やるじゃん。 じゃあオレはね、まいう棒バニラナポリタン」
「まいう棒新作出てたんだ…!ぬかった…」
「これちょーおいしいし」
「あたしのポテチだって美味しいもん! よし、周りの人にジャッジして貰おう!」
「どうせ俺の勝ちだし はやくしてよね」
「「「「( 食べたくねえ…! )」」」」←クラスメイト達
そんな陽泉デコボコ菓子通コンビ。
(ちなみに負けた方は300円分のお菓子を奢ることになる)
火神? パチ公シリーズ
「!」
練習中、カントクの大きな声が響いて全員一瞬動きが止まった。
声の方を見るとそこにはカントクと火神と黒子、そして先ほど黒子が拾ってきたテツヤ2号がしゃがみこんでいる。 次にカントクが声を向けた方に視線を動かしてみると、
「やだ!絶対出ない!」
ガタガタと動く更衣室のドアがあった。(え、立てこもり?)
「木吉くん、引きずり出しちゃって」
「リコちゃんの鬼ぃ〜!」
「ほら出よう!」
「木吉くんの鬼ぃ〜!」
そこから聞こえてくるのは先輩と木吉先輩の声で、って、え、更衣室に男女2人きりって、え…?!ヤバくね? なんて唐突に煩悩に侵された俺の頭を置いてけぼりにして先輩の悲痛な叫びは続く
「せめて、コレははずさせて!」
「それがなきゃ意味ないだろー?」
「ていうか!なんでっ、こんな恰好しなきゃいけないの!」
「火神とテツヤ2号の為にも、な?」
「・・・・うぅ…」
( こ ん な 恰 好 !? ) どんな恰好だ!ていうかはずすってなんだ!何つけてるんだ先輩!!! つーか木吉先輩と更衣室でなにしてんすか!部活中ですよ!火神とテツヤ2号の為ってなんだ! ああ木吉先輩!独り占めしてないで早く引きずり出してください!!!
「!」
未だ煩悩状態の俺の頭に本日2度目のカントクの大声が響いた。(うおっ、ビビった…!)
「! リコちゃん…?」
「これが無事成功したら日向くんが頭撫でてくれるって ね!日向くん」
「ああ。禿げるまで撫でまわしてやる」
「!!!!」
これぞ鶴の一声。効果てきめん、ドアの向こうはとたんに静かになった。
しばらく先輩の葛藤と思われる呟きが漏れてきていたけど、すぐにガチャリとノブが回った。
ごくり、
意味もなくつばを飲み込む俺達。 そして、
「「「「 !!!?? 」」」」
耳まで真っ赤にして俯きながら体育館の端を駆ける先輩は、一直線に火神のもとへ向かった。
「わ、…わん」
頭に犬耳をつけて。 (あー、くっそ火神目線で見てえ!超見てえ!)
---
全部中途半端っていうね!のちに完成させてアップしたい。
ていうか黄瀬くん!かっこいいのですが…!あれを見ずして黄瀬が書けないなどとのたまっていた自分を殴りたい。書けるよ、黄瀬!ただ若干スレ黄瀬ですが。後に忠犬になるのか…? 忠犬黄瀬は笠松先輩か黒子っちのものだと思ってるので(←)書けないっていうか、 笠松先輩!!!かっこよすぎですよね!桐皇戦の最初で3P決めたときに思わず「笠松先輩かっこいい…」って呟いてしまいましたよ!not twitter!! まじで笠松先輩かっこいいのですが!あたしの目に狂いは無かった!ただあまりに黄瀬と仲がいいために夢見るお嬢さんたちは笠松先輩を諦めてしまったんですね…。しかも加えてあの公式設定。 ・・・・燃えるじゃねえの!書いてやんよ笠松先輩ゆめ!ああもう8巻がヤバすぎる…。笠松先輩まじフェアリー。
あと紫原くんが可愛いです。餌付けしたい。2mを越す長身の頭をなでなでしたい。
ももーい登場時の誠凛メンツの顔が好きです。男の子だもんね!コガっちかわいい。黒子っちマジ紳士。リコちゃんあたなも十分可愛いよ! ていうか青峰君はバチ当たって死ね。ももーいはブスじゃないもん! 2人は本当に幼馴染っていう関係がいいとおもう。カップルか!ってな勢いで一緒に居てもお互いは恋愛感情ないっていう。そうじゃないと青峰ゆめ書けないからね!←
黒バスはNGが全キャラかわいくて仕方がないです。紫原くんのお菓子NGかわいすぎる。やめられないとまらないポテトチップス。まいう棒うに味とか以外に舌は大人なんですね(?)
NGにかかればキセキの世代もみんな可愛くなっちゃうのがたまりません。9巻時点で未だ正体不明な
赤司くんでさえNG可愛かったからね!青峰くんもNGかわいすぎるからね!まだ高校1年生なんだなあと再確認できます。ああめんこい ブッコロリが頭に乗った火神をみてヤナップを思い浮かべたのはあたしだけでいい。どちらかと言ったら火神はバオップですけどね!ヒヤッキーはなんとなく春日さんっぽい。どうでもいいな。 バオッキーがうちのいとこに似てる件。